おはようございます

寒い日が続いています
インフルエンザも流行期に入ったと、ニュースでやっていますね
いよいよ、そんな季節です

先日、ある勉強会に参加しました
在宅医療に関係する医療関係者向けの勉強会でした
唐突ですが
みなさんは自分の終末期について
考えたことはありますか?

身近な人を見送った経験のあるかたや
親御さんを介護されているかた
またまた自分が病気闘病中のかたなどは
日々考えたり
身近に感じることかもしれません

でも実際どうでしょう
自分のことは元気であればなおさら
なかなかイメージもしずらいし
さらに自分の親のことでも
そういう話題を、親と気さくに話すことは
なかなか難しいのではないでしょうか
いざというときに先伸ばしにしがち

厚生労働省の人生の最終段階の医療に関する意識調査2017によると、

家族と終末期について、話し合ったことのある人は、なんと3%!
実際に自分の治療やケアについての希望を書面に残している人も3%!

えーと、みんな、ほとんど話したことがないわけです
そして、いざ人生の最終段階、特に終末期といわれる時期になったときに
70%の患者さんは意思決定が不可能な状態である
つまり、周りの人達の想像や、考え方で終末期の医療やケアは決まってしまう
そんな状況なのです

意思決定ができるうちに、自分の終末期はこうしてほしいと、話し合って、それを書面にしておきましょうよ
それが
ACPアドバンス・ケア・プランニング
という考え方で、これを広めようと厚生労働省が働きかけています

勉強会はACPに関することとか、考え方、職種による介入のしかた、などなどを講演会でまなんだあとに、ワークショップが行われました

ワークショップはもしバナカードでした

カードにはいろいろ終末期を想定した言葉がかいてあり
自分が終末期にいるとして
配られた手札から

残しておきたいもの=自分のなかで優先するもの
場に捨てるもの=自分のなかで優先されないもの

を、えらんで最終的に手札としてのこったものを、なぜこれを選んだのか、残したのか、一人ずつ語る、というゲームです


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私が残したカード…
呼吸が苦しくない
痛みがない
家族に迷惑をかけない

えーと、ということは病院で死ぬことを想定してるのかな…(^_^;)


不思議なもので、各プレーヤーの残した手札は
ほんとにみんなちがって
その人が何を大事に思っているのか
如実にわかる

最後までユーモアを忘れない…
財産をきちんとわけておく…
会いたい人に会いに行く…
いきたいところにいってみる…
お世話になった人に挨拶にいく…
あとは 祈る…
神様に見守られて心穏やかにすごす…とかも


配られたカードにもよりますが、案外隣にいる人が、何を優先しているのか、そして死を迎えるにあたって、どうしたいのか
カードゲームだけれども、みんな価値観がちがうこと自体を認識できます


優先してほしいことは、人生のステージによって、変化し、ゆらぐもの
でも、いまの時点での優先事項が確認できますね


ワークショップのあと、班ごとに発表があり、そこでの意見もなるほど~と思いました

人間は死亡率100%だと、きみまろさんも言ってましたが、そのときは必ず来ます
そのときにそなえて、まずもしバナカードなどで、身近な方と話し合うきっかけになったらいいですね

自らが望む人生の最終段階における医療・ケア
↓↓厚生労働省のページ



訪問医療をやっていると、在宅での看とりなどにも接することも多く、患者さんは一人一人ちがい、似ているケースはあっても、全く同じことはありません
日々勉強、一生勉強なんだなぁと、改めて感じています



わこ